ホームセンターの金魚の選び方|失敗しないポイントと注意点【金魚引き取り施設が解説】

ホームセンターで気軽に購入できる金魚。しかし、実は選び方を間違えると、家に持ち帰ってすぐ弱ってしまったり、病気を周囲に広げてしまうこともあります。
当保護施設では毎年「大きくなりすぎた」「病気になった」「思っていたより世話が大変」という理由で金魚引き取りの相談を多く受けています。
そうした悲しい別れが減るように、今回はホームセンターで健康な金魚を選ぶポイントをわかりやすく解説します。


① まずは水槽全体の状態を見る

金魚そのものを見る前に、まず水槽を観察しましょう。

  • 水が濁っていないか
  • 体調の悪そうな金魚が複数いないか
  • 死んだ金魚が放置されていないか
  • 水温が極端に低すぎ・高すぎないか

水槽全体が不衛生な場合、そこにいる金魚は弱っている可能性が高いです。
「元気な水槽から選ぶ」のが大前提です。


② 個体の体型・姿勢をチェックする

健康な金魚の特徴は次の通りです。

健康な金魚病気の可能性がある金魚
体がふっくらし左右均等痩せている/一部がへこんでいる
背びれがしっかり立っている背びれが閉じている
まっすぐ泳ぐ斜め・回転しながら泳ぐ

背びれが立っていない、体を傾けながら泳ぐなどの症状は要注意です。


③ ヒレや体表に異常がないか見る

近くで観察してチェックしましょう。

  • 白い綿状のもの(カビ・水カビ病の可能性)
  • 白い点(白点病)
  • 赤いスジ・充血(尾ぐされ病など)
  • 体表のはげ(細菌感染)

一見元気に見えても体表にトラブルがある場合は避けた方が安心です。


④ 呼吸の速さ・エラの動きを確認

正常な金魚は一定のリズムで呼吸し、落ち着いてエラを動かします。

  • 明らかに呼吸が早い
  • 口をパクパクし続ける
  • 片側のエラしか開いていない

これらは水質悪化・寄生虫などのトラブルのサインです。


⑤ 購入後は必ず「トリートメント」を

健康な金魚を選んでも輸送ストレスで体調を崩すことがあります。
購入後はすぐに水槽に放すのではなく、1〜2週間ほど別容器で塩水浴などのトリートメント(療養)を行うと感染リスクが下がります。


金魚を迎えるときの心がまえ

金魚は丈夫なイメージがありますが、
寿命は6年以上、生き方次第で15年以上になる場合もあります。
小さな瓶ではなく、広い水槽・ろ過装置・定期的な水換えが欠かせません。

もし、世話が難しくなった場合や大きくなりすぎて困っている場合でも、
決して川や池に放さないでください。生態系を壊す可能性があります。

当ブログを運営する当保護施設では、事情のある金魚の金魚引き取りにも対応しています。
大切に育てられてきた命が、次の飼育者へつながるようサポートしています。

▶ 金魚の引き取りについて質問・相談はこちら


まとめ

ホームセンターでの金魚選びは次の5つがポイントです。

  1. 水槽全体が清潔か
  2. 体型・姿勢が正常か
  3. ヒレや体表に異常がないか
  4. 呼吸の様子をチェック
  5. 迎えた後はトリートメント

正しい選び方と飼育環境が整えば、金魚は長く家族の一員として過ごしてくれます。
金魚が幸せに暮らせる家庭が1つでも増えることを願っています。

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